おさかなさんと

ひしお

2012年08月30日 13:45



お客さんからそれはそれは
おっきなおっきな天然鯛を頂いたんだよ。

僕はそれを
丁寧に丁寧に、ありがとうって言いながら
お刺身にしたんだ。

あまりに大きい鯛なのでみんなで食べても
余るくらいだったよ。

気分が良くて春から大事に閉まって置いた
大好きな日本酒を開けることにしたのさ。

蓋を開けようとすると・・

おっきなおっきな音と共にシャンパンみたいに
蓋がふっとんでいっちゃった。

そして、テーブルの真ん中にある1,8リッターの
瓶からは真っ白な泡が
勢い良くそれはもう活火山のように
吹き出ていったんだ。

僕はまんまる目を丸めてしまった。

テーブルと床はあっという間に
大洪水になって
部屋はたちまちお酒のいい香りで
いっぱいになったよ。



やっちまっちゃったカナー?
あるんだよね、

こんなこと・・・。

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